「自分の意思で他の巨人を操る」
「言葉を話す」
「目的不明な行動」
その独特の外見や謎の行動から、登場時からキーパーソンならぬキー巨人としての雰囲気マンマンだった「獣の巨人」。
物語が進んだ今では多くの謎が明らかになっています。ここでは獣の巨人の情報をざっくりとまとめてみます。
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獣の巨人 基本情報
初登場 | 第35話 |
継承者 | トム・クサヴァー →ジーク・イェーガー |
特性 | 言葉が話せる |
全身が体毛で覆われた大型の巨人。通常の巨人は大きい個体で15mほどですが、ミケ・ザカリアスは17m以上?と見積もっています。
他の巨人と比べて言葉を流ちょうに話せます。
どう見ても猿を連想する外見ですが、壁内の人類でこの巨人を「猿」と呼ぶ者はなく、「毛で覆われた獣のような巨人」と表現しています。
はっきり「猿」と言ったのはユミルのみで、この事実が壁内の世界を読み解くさりげないヒントになっていたりします。
また、立体機動装置を知らなかったことからも壁の外の世界からやってきたことは登場時から予想されていました。
獣の巨人の正体はマーレ軍の戦士長、ジーク・イェーガー。過去にはクサヴァーという人物が保有していたことが明らかとなっています。
獣の巨人の能力
最強の投石攻撃
ジークが操る獣の巨人は投石攻撃を得意とします。
ウトガルド城では遠距離から巨大な岩石を投げて調査兵団を危機に陥れました。
シガンシナ区の戦いでは、ほぼ一瞬で調査兵団を壊滅させるというチート級の破壊力。
こういうシンプルで強いの、個人的には大好きです。
スラバ要塞攻めでは砲弾の山を掴んで敵艦隊にブン投げていました。投げられるものがあって、敵とある程度の距離があれば最強の巨人の一つでしょう。
巨人を操る
獣の巨人は、無垢の巨人に指示をして操ることができます。
通常は無秩序に人に向かってくる巨人たちを統率して行動させる謎の能力です。
突然何もないように見えた場所に巨人を出現させたり、夜でも行動できる巨人を生み出したりと調査兵団の予想外の状況に追い込み翻弄しました。
獣の巨人は「戦争の役に立たない」
物語中の戦いでは最強の攻撃力をもつ巨人として描かれた獣の巨人ですが、ジークが継承するまでは戦闘向きという認識はされていなかったようです。
ジークの投球能力で恐ろしい兵器になったと先の将校は説明しています。
獣の巨人の長い腕、岩をも握りつぶす怪力がジークの能力と絶妙にハマった結果だと管理人は考えています。
本来は作業用の巨人だった?
では、獣の巨人はもともとなんの目的で作られたのでしょうか。
ここからは推測になりますが、戦闘専門よりも作業や支援向けの巨人だったのでは?と思います。
- 長い腕と器用な手先
- 大型の体格
- 怪力
- 言葉を発音できる
これらの特徴を見ると、土木工事のクレーンのような役割にぴったりだと思いませんか?言葉も喋れるので監督役もこなせそうです。
前継承者のクサヴァーさんは巨人学の研究者とのことでしたが、遺跡の発掘作業などにも向いているんじゃないでしょうか。
もちろん「戦争の役に立たない」とは言っても、近代兵器が登場する前は「ただデカいだけの巨人」でも十分に圧倒的な戦力だったのは確実ですが…
獣の巨人の弱点は接近戦?
最強に見えるジークの獣の巨人ですが、弱点はあるのでしょうか?
獣の巨人は常に敵から距離をとって戦闘を行います。
- 石などの投擲攻撃
- 配下の無垢の巨人をけしかける
といった戦法しか使っていません。懐に入られた場合は長い腕が邪魔になりそうですし、接近戦は苦手なのかも…。
リヴァイとは3度ほど戦闘していますが、全て敗れています。
ただライナーの鎧の巨人を近距離でボコった形跡があるので、単にリヴァイが強すぎただけという説も濃厚です。
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まとめ
シガンシナ区の戦いではリヴァイが全滅を覚悟するほどの圧倒的な見せつけた獣の巨人。
最強の巨人というイメージで登場した獣の巨人が、実はマーレ軍では「戦争の役に立たない」と思われていたのは意外に感じましたね。
現在マーレが所有する「九つの巨人」は継承者を幼少から訓練することで戦闘力を大きく高めているようです。
この獣の巨人によって、継承者の能力で巨人の強さは全然違ったものになることが示されました。
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